「片側だけ張っている気がする…」触診でわかる咬筋の左右差と、オーダーメイドな30代女性へのボツリヌス治療
咬み癖・食いしばりのタイプを見極めて、自然な小顔へ。30代女性の症例をご紹介します。
はじめに
「小顔になりたいけど、左右で顔の張り方が違う気がする」「片側だけエラが目立つ」—30代の患者様からよくいただくお悩みです。
こうした左右差の多くは、無意識の噛み癖や就寝中の食いしばり(クレンチング)によって特定の咬筋だけが発達していることが原因です。当院では注射の前に必ず触診を行い、咬筋の形状・硬さ・厚みを確認。それぞれの癖に合わせた量と打ち方で施術しています。
⚑ 触診でわかること:咬筋が「硬く盛り上がっている側」は習慣的な咀嚼側(よく噛む側)、「広く厚みがある側」はクレンチング(食いしばり)側と判断でき、それぞれ適切な量と注入部位が変わります。
触診でわかる2つのタイプ
習慣性咀嚼側(よく噛む側)
咬筋が硬く、収縮時に丸く盛り上がる。境界がはっきりしており、噛む動作で筋が際立つ。集中した部位への注入が効果的。
クレンチング側(食いしばり側)
咬筋が広く・厚く・平坦に発達。筋全体がボリュームを持ち、エラ張り感が強い。広範囲に分散した注入が必要。
施術の流れ
1
丁寧なカウンセリング
噛み癖・歯ぎしり・頭痛・朝の顎のだるさなど、日常の習慣をヒアリングします。
2
触診による咬筋の評価
両側の咬筋の硬さ・厚み・盛り上がり方を確認。咀嚼側かクレンチング側かを判断します。
3
オーダーメイドのデザイン
左右で注入量・注入点を変えた設計図を作成。均等に打つのではなく、筋の形状に合わせた打ち方をします。
4
施術(約10〜15分)
超細針を使用。痛みは最小限で、施術後すぐにメイク・帰宅が可能です。
今回の症例:30代女性
右側が習慣的な咀嚼側、左側がクレンチング優位のタイプ。右は咬筋が硬く隆起、左は広く平坦に肥大していました。

症例の変化(施術後3〜4週間)
BEFORE
・右エラが硬く張り出している
・左側全体にボリューム感
・顔の下半分が四角く見える
・朝、顎がだるい
AFTER
・右エラの張り出しが柔らかく
・左側のボリュームが自然に減少
・顔の輪郭がすっきりV字に
・顎の疲れが軽減
「顔が四角い・エラが張っていると長年気にしていましたが、食いしばりが原因だったとは驚きました。朝の顎の疲れも取れて、顔も軽くなった感じです。」
30代に多い「食いしばり×ライフスタイル」の組み合わせ
30代になると、仕事のストレスや長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用増加などにより、無意識の食いしばりや歯ぎしりが習慣化しやすくなります。この時期の咬筋肥大は、若々しい肌のハリがある分「エラの張り」として輪郭に直接影響が出やすく、実年齢より顔が大きく・角張って見える原因になりがちです。ボトックスで咬筋を適切にリラックスさせることで、輪郭がすっきりするだけでなく、慢性的な頭痛や肩こりが改善するケースも多くみられます。

