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ICON治療、実際には何をするの?処置の様子を写真でご紹介します。

港区麻布・三田・六本木エリア/ICON治療 手順解説ブログ|[赤羽橋歯科矯正歯科]

前回の記事では、ホワイトスポット(白い斑点)を歯を削らずに改善できるICON治療についてご紹介しました。「仕組みはわかったけど、実際にはどんなことをするんだろう」「治療中、何をされているのかわからないのは少し怖い」——そう感じる方も多いのではないでしょうか。

当院では、治療の見通しが立たないまま処置が進んでいくことが、患者様の不安につながると考えています。今回は実際の処置の様子を写真でご紹介しながら、ICON治療の3つのステップを一つひとつ解説します。「次に何が行われるのか」がわかっていると、処置中の安心感も大きく変わります。

この記事でわかること

  1. 治療前の状態——ホワイトスポットがある歯
  2. ステップ①:エッチング(酸処理)——なぜ必要なのか
  3. ステップ②:アイコンドライ(アルコール処理)——水分を取り除く理由
  4. ステップ③:アイコンインフィルトラント(樹脂填入)——いちばん重要な工程
  5. 処置全体の所要時間と痛みについて
  6. よくあるご質問

治療前の状態

まず治療前の写真をご覧ください。前歯の表面に、白っぽく不透明な部分があるのがわかります。これが今回ご説明するホワイトスポットです。周囲の歯と比べて質感が異なり、光の当たり方によって白く目立ちます。

治療前。前歯の表面に白く不透明なホワイトスポットが確認できます。

このような状態の歯に対して、ICON治療では歯を削ることなく、内部に樹脂を浸透させることで、この白濁を目立たなくしていきます。ここから先、実際の処置の流れを順番にご紹介します。

当院では処置に入る前に、これから何を行うのか・どのくらい時間がかかるのか・どんな感覚があるのかを、できるだけ事前にお伝えするようにしています。「何をされるかわからない」状態が、歯科治療への不安の大きな原因のひとつだと考えているためです。


ステップ①:エッチング(酸処理)

検索ワード:ICON治療 エッチング / 歯科 酸処理 とは

1 . エッチング(酸処理)

緑色のジェル状の薬剤(エッチング材)を歯の表面に塗布している様子。

写真の緑色のジェルが「エッチング材」です。これは酸性の薬剤で、ホワイトスポット表面のごく薄い層を一時的に溶解し、内部に微細な通り道(孔)を作る役割があります。

ホワイトスポットの内部には、石灰分が抜けたことでできた微細な空隙があります。この空隙に後の工程で樹脂を浸透させるためには、まず表面の構造を樹脂が入りやすい状態にしておく必要があります。エッチングはそのための「下準備」の工程です。今現在は、付属されているエッチング剤以外にもオパールーストラという炭化ケイ素微粒子を含む6.6%の塩酸で処理する事もあり、上記のようなラバーダム防湿がとても重要となります。

塗布時間は通常2分程度。痛みはなく、薬剤が歯に乗っている間はピリピリとした感覚もありません。終わったら水でしっかり洗い流します。


ステップ②:アイコンドライ(アルコール処理)

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2. アイコンドライ(アルコール処理)

専用のアルコール溶液(アイコンドライ)を歯面に塗布している様子。

エッチングを終えた歯の表面には、水分が残っています。次の工程で使用する樹脂(インフィルトラント)は、水分があると内部にうまく浸透できません。そこで、専用のアルコール溶液「アイコンドライ」を塗布し、エッチングによって開いた微細な孔の中の水分を置き換えて乾燥させます。

この工程は、いわば「樹脂を迎え入れるための最終準備」です。塗布してから30秒ほど置き、エアーで乾燥させます。この処理が不十分だと、次のステップで樹脂が十分に浸透せず、効果が出にくくなることがあります。地味な工程に見えますが、仕上がりを左右する重要なステップです。


ステップ③:アイコンインフィルトラント(樹脂填入)

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3. アイコンインフィルトラント(樹脂填入)

緑色のシリンジから、専用の低粘度樹脂(インフィルトラント)を歯面に塗布している様子。

ここが治療の核心となる工程です。写真の緑色のシリンジに入っているのが「インフィルトラント」と呼ばれる特殊な低粘度樹脂です。エナメル質とほぼ同じ屈折率を持つように設計されており、エッチングで作られた微細な孔に毛細管現象でじわじわと浸透していきます。

樹脂を塗布したら、数分間浸透させる時間を置きます。その後、専用のLEDライトを照射して樹脂を硬化させます。樹脂がホワイトスポット内部の空隙を埋めることで、光の乱反射が抑えられ、周囲の健全なエナメル質と近い透明感が戻ります。これが、ホワイトスポットが「目立たなくなる」仕組みです。

必要に応じてこの工程を複数回繰り返すことで、より自然な仕上がりに近づけていきます。最後に表面を研磨して滑らかに整え、鏡で変化を一緒にご確認いただきます。

3つのステップはいずれも「削る」「麻酔をする」といった侵襲的な処置を含みません。それぞれの工程には明確な役割があり、①で通り道を作り、②で水分を取り除き、③で樹脂を満たす——という一連の流れで初めて効果を発揮します。途中の工程を省略すると効果が不十分になることがあるため、各ステップを丁寧に行うことが仕上がりの質に直結します。


処置全体の所要時間と痛みについて

ステップ内容所要時間の目安痛み・刺激
①エッチング(酸処理)表面に微細な孔を作る前処置約2分なし
②アイコンドライ(アルコール処理)水分を除去し樹脂が浸透しやすい状態にする約1分なし
③インフィルトラント(樹脂填入)樹脂を浸透させ光硬化、必要に応じて繰り返し約10〜15分なし
仕上げ・研磨表面を滑らかに整え、効果を確認約5分なし

全体の所要時間は1歯あたり30〜45分程度です。麻酔は不要で、治療中に痛みを感じる工程はありません。処置後すぐにお食事や通常の生活に戻っていただけます。


よくあるご質問

Q: エッチング(酸処理)で歯が傷つくことはありませんか?

A: エッチングは歯科治療において広く使用されている方法で、適切な時間・濃度で行えば歯への悪影響はありません。表面のごく薄い層に微細な変化を作るだけで、歯の構造自体を傷つけるものではありません。処理後はしっかり洗い流し、次のステップに進みます。


Q: 1回の処置で効果が出ますか?それとも何回も通う必要がありますか?

A: 多くの場合、1回の来院で①〜③のステップを完了できます。ただし、ホワイトスポットの程度によっては、③のインフィルトラント(樹脂填入)を複数回繰り返すことで、より自然な仕上がりに近づけることがあります。これは同じ来院内で行うことがほとんどです。


Q: 処置中、ずっと写真のようにラバーが装着されているのですか?

A: はい。写真に写っている器具は「ラバーダム」と呼ばれるもので、治療する歯を周囲の歯肉や唾液から隔離するために使用します。エッチング材や樹脂が他の部位に触れないようにする目的があり、処置の精度と安全性を高めるための標準的な器具です。装着時に多少の違和感はありますが、痛みはありません。


写真を見て、自分の歯にも同じ処置で効果が出るか知りたいです。

写真でご紹介したのは一例であり、ホワイトスポットの原因・範囲・深さによって効果の出方には個人差があります。「自分の場合はどうなるか」を知るには、実際にお口の中を見せていただくのが一番確実です。カウンセリングでは現在の状態を確認し、どの程度の改善が見込めそうかを正直にお伝えします。


当院は港区麻布十番・三田・六本木・西麻布・元麻布・南麻布・麻布台エリアからアクセスしやすい立地にあります。「実際の処置の様子を見て、ICON治療がどんなものかイメージできた」という方、「自分の歯の場合はどうなるか知りたい」という方のご来院をお待ちしております。港区・麻布・三田・六本木エリアでホワイトスポット治療をご検討の方はお気軽にどうぞ。

「写真を見て、ICON治療のイメージがつかめた」
「自分の場合はどうなるか知りたい」
そんな方は、お気軽にご相談ください。

カウンセリングでお口の状態を確認し、ICONでどの程度の改善が見込めるかを正直にお伝えします。その場で治療を決める必要はありません。

[赤羽橋歯科矯正歯科 ] / 港区麻布 / TEL:03-6230-990

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