「笑うとき、いつも口元を隠していた」。26歳女性が、デュアルホワイトニング+ICON治療で変わるまで。
港区麻布・三田・六本木エリア/デュアルホワイトニング+ICON治療 症例ブログ|26歳女性
毎朝ちゃんと磨いているのに、なんとなく歯が黄色い。そして前歯に、子どもの頃からある白い斑点。笑顔の写真を見るたびに、そこばかり目が行く。友達との写真は笑顔でいたいのに、口元が気になって自然に笑えない—今回ご来院された26歳の女性患者様は、そんなお悩みを長年抱えていらっしゃいました。
「相談しようと思いつつ、どこに行けばいいかわからなくて」とおっしゃっていたことが印象的でした。歯の見た目の悩みは、なかなか声に出しにくいものです。でも、その悩みにはちゃんと向き合える方法があります。今回はその症例と、治療の考え方をご紹介します。
患者様のこと
来院されたのは26歳の女性。主なお悩みは2つでした。ひとつは歯全体の黄ばみとくすみ。もうひとつは、前歯に以前からある白い斑点(ホワイトスポット)です。
「歯を白くしたいとは思っていたけど、この白い斑点があるままで白くしたら、もっと目立ちそうで怖くて。そもそもどうしたらいいのかわからなかった」——こうした不安は、まったく自然なことです。実際、ホワイトスポットがある状態でホワイトニングだけを行うと、周囲の歯が白くなることでかえって斑点が目立つことがあります。だからこそ、最初に「何が起きているのか」「どう対処するのが最善か」を正確に確認することが大切です。
「歯医者さんに行って、相談というよりいきなり治療が始まってしまいそうで、少し怖かったんです。でも最初にちゃんと話を聞いてもらえて、選択肢を説明してもらえたので、安心して進められました。」
当院では、カウンセリングで「まず話を聞く」ことを大切にしています。どんな悩みがあるのか、どんな状態なのか、何を希望しているのかを確認してから、はじめて治療の提案をします。無理に治療を進めることはありませんし、「今は治療せずに様子を見る」という選択も一緒に考えます。

左:治療前(全体的な黄み+前歯のホワイトスポット) 右:治療後(均一で自然な白さ、ホワイトスポットが目立たなくなった)
写真でご覧いただけるように、治療後は歯全体のトーンが明るくなっただけでなく、前歯の白い斑点が目立たなくなり、色調が均一に整いました。「白くなった」というより「きれいになった」という表現が近いかもしれません。
| 治療前 | 治療後 | |
|---|---|---|
| 全体のシェード | A3(黄み+くすみ) | A1(透明感のある均一な白さ) |
| 前歯のホワイトスポット | 白い斑点が複数あり、色調が不均一 | 斑点が目立たなくなり、自然な色調に |
| 患者様の感想 | 「写真を撮るとき口元が気になっていた」 | 「笑顔を隠さなくてよくなりました」 |
「ホワイトスポットが気になってずっと口元を隠していたのに、今は笑顔を隠さなくなりました。歯の色が均一になったのが一番うれしかったです。」
ホワイトスポット(白い斑点)とは何か
ホワイトスポットとは、歯の表面に現れる白い斑点や白濁のことです。一見「白い」ように見えますが、周囲の歯と色調が違うため、歯全体のトーンが不均一に見えてしまいます。
原因はいくつかあります。歯磨きが届きにくい部分でエナメル質の石灰分が溶け出した「初期脱灰」、歯の形成期にフッ素を過剰に摂取したことによる「フッ素症」、エナメル質が正常に形成されなかった「エナメル質形成不全」などです。今回の患者様は初期脱灰由来のホワイトスポットでした。
初期脱灰は「虫歯の一歩手前」の状態です。放置すると虫歯に進行するリスクがあるため、見た目の問題としてだけでなく、歯の健康という観点からも早めに対処することをおすすめしています。当院でも、ホワイトスポットの原因が初期脱灰だった場合には、見た目の改善と同時に再石灰化のケアもご提案しています。
なぜ「デュアルホワイトニング+ICON」という方法を選んだのか
「ホワイトニングをすれば白い斑点も一緒に消えますか?」——よくいただく質問です。残念ながら、答えは「消えない」どころか「目立つことがある」です。ホワイトニングで周囲の歯が白くなると、変化しないホワイトスポットとのコントラストが大きくなり、かえって斑点が際立つことがあります。
だからこそ、この患者様には「デュアルホワイトニングで歯全体を白くしながら、最後にICON治療でホワイトスポットを目立たなくする」という2段階のアプローチをご提案しました。この順序には理由があります。ICON治療で使用する樹脂の色調は、ホワイトニング後の白さに合わせて調整するためです。先にICONをしてしまうと、後からホワイトニングで周囲の色が変わった際に色調が合わなくなることがあります。
当院では、「歯を白くする」ことだけを目的にするのではなく、その方のお口全体のバランスと健康を見ながら治療の順序や方法を考えています。今回のように複数の問題が重なっている場合は、一つひとつの治療が次にどう影響するかを事前にご説明し、患者様が納得したうえで進めるようにしています。
治療の流れ
1. カウンセリング・口腔内チェック
お悩みをじっくりお聞きしてから、虫歯・歯周病・知覚過敏・ホワイトスポットの状態を確認。「何が起きているのか」「どんな方法が選べるか」をわかりやすくご説明し、一緒に方針を決めました。
2. ホームホワイトニング開始(10%・2週間)
もともと軽度の知覚過敏があったため、低濃度の10%からスタート。歯に負担をかけずにじっくり内部から漂白を始めます。就寝前2時間の装着を毎日続けていただきました。
3. ホームホワイトニング継続(20%・2週間)
歯が慣れてきたところで濃度を20%に上げ、さらに内部からの漂白を進めました。この段階でかなりの変化を実感していただけました。
4. オフィスホワイトニング(Opalescence BOOST 35%)1回目
ホームで十分に内部が白くなった状態でオフィスを施術。高濃度薬剤でさらにシェードを引き上げます。施術後フッ素塗布で歯面を保護。
5. オフィスホワイトニング 2回目(2週間後)
目標のA1レベルに到達。2回に分けることで、知覚過敏のリスクを抑えながら均一な白さに仕上げることができました。
6. ICON治療(ホワイトニング安定後)
白さが安定してから前歯のホワイトスポットにICON(浸潤樹脂)を施術。歯を一切削らずに、斑点部分に特殊な樹脂を浸潤させ、色調を周囲の歯に近づけます。これで色調が均一になり、治療完了です。
ICON治療とは(詳細は近日投稿予定)
ICONとは、歯を削らずにホワイトスポットを目立たなくする浸潤樹脂治療です。ドイツのDMG社が開発した方法で、脱灰したエナメル質に特殊な低粘度樹脂を浸潤・硬化させることで、エナメル質内の空砲を消し、光の透過性を周囲の健全なエナメル質に近づけます。麻酔不要・歯を削らない・短時間で完了できる点が特長です。
▶ 次回予告:ICON治療の詳細解説・症例ブログを近日公開します
「ICONとはどんな治療か」「どんなホワイトスポットに向いているか」「費用・回数・痛みは?」について、症例写真とともに詳しくご紹介します。ホワイトスポットでお悩みの方はぜひご覧ください。
Q:よくいただくご質問
A:ホワイトスポットがあっても、ホワイトニングはできますか?
できます。ただし、ホワイトニング単独では斑点は改善しないため、ICONとの組み合わせが必要かどうかをカウンセリングで確認することが大切です。「まずどうすればいいかを相談したい」という段階からお越しいただいて構いません。
Q:知覚過敏があるのですが、デュアルホワイトニングは大丈夫ですか?
A:今回の患者様も軽度の知覚過敏がありましたが、低濃度(10%)から段階的に進めることで問題なく完了しました。知覚過敏の程度に合わせて濃度・使用時間・頻度を調整しますので、「しみやすいから不安」という方もまずご相談ください。
Q:どのくらいの期間・費用がかかりますか?
A:今回の症例では、ホームホワイトニング(約4週間)+オフィス2回(約2週間間隔)+ICON治療で、トータル約2〜3か月の治療期間でした。費用はお口の状態・必要な治療の組み合わせによって変わりますので、カウンセリングで現状を確認したうえで目安をご説明します。「費用の見通しを知りたいだけ」という段階のご相談も歓迎です。
Q:「相談だけ」でも来院できますか?
A:もちろんです。「自分の歯がどんな状態かを知りたい」「ホワイトニングに興味はあるけど何から始めればいいかわからない」という方が多くいらっしゃいます。カウンセリングでは現在のお口の状態を確認し、選択肢と費用の目安をお伝えします。その場で治療を決める必要はありません。
当院は港区麻布十番・三田・六本木・西麻布・元麻布・南麻布・麻布台エリアからアクセスしやすい立地にあります。「ホワイトスポットと黄ばみを一緒に相談したい」「デュアルホワイトニングを試してみたい」「まずは話だけ聞いてみたい」という方のご来院をお待ちしております。
「自分にはどの方法が合っているかわからない」
「まずは話だけ聞いてみたい」そんな方も、お気軽にご相談ください。
現在のお口の状態を確認したうえで、あなたに合った選択肢をご提案します。その場で治療を決める必要はありません。気になっていることを、まず話してみてください。
[赤羽橋歯科矯正歯科] / 港区東麻布 / TEL:03-6230-9900
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