ホワイトスポットとは?
ホワイトスポットとは上記のように歯の表面が白く濁っていたり斑点のようになっている状態のことです。ホワイトスポットには原因が大きく2つあり、1つは初期虫歯です。虫歯というと黒くなるイメージを持つ方が多いかと思いますが初期の虫歯では白く濁ったようになります。2つ目はエナメル質形成不全です。エナメル質形成不全症は生まれつき写真のように歯の表面が白く濁っていたり斑点が歯の表面にある場合です。うまくエナメル質を作る事が出来ず歯の表面が変色していたり欠けてしまっている事があります。エナメル質形成不全症の原因は様々で、何らかの障害でエナメル質の形成が出来なかったり遺伝的なものや外傷などが原因の場合もあります。
今までのホワイトスポットの治療方法
今まではホワイトスポットを治療する際には白く濁っている部分をドリルで削ってから歯科用プラスチックで修復をしたりダイレクトボンディングで治療を行うことがほとんどでした。従来の治療のデメリットは単純に歯を削ってしまうことです。削ってしまった歯は二度と元通りになることはありません。見た目は良くなっても歯の機能は健康な状態と比較すると悪くなってしまいます。
削らないホワイトスポット治療『ICON』
今までのホワイトスポットの治療は歯を削る事でしか方法がありませんでしたが、『低粘性レジン浸潤(ICON)』は歯を削らずにホワイトスポットを消すことが出来ます。
『低粘性レジン浸潤(ICON)』のメリット
☑歯を削らずに治療が可能
☑痛みが少ない
☑早期に効果が出やすい
☑歯の質を強化出来る
ホワイトスポット治療の症例
①術前 | ②術後 | ③エッチング |
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④アイコンドライ | ⑤アイコンインフィルトラント |
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症例詳細
項目 | 詳細 |
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来院の目的 | 全体的な歯の色が気になる |
医院での治療対応詳細 | オフィスホワイトニングを施術後、被せ物のやり変え、樹脂(CR)修復 |
通院期間 | 3ヶ月 |
通院回数 | 7回(うちICON治療1回) |
治療費総額 | 44万円+税(うちICON治療4万円+税) |
リスクと副作用 | 経年的に少し色が戻る場合があります。 歯牙が既に削れている場合は、効果が得られない場合があります。 |