- 当院のインプラント治療特徴
- (公社)日本口腔インプラント学会専門医が在籍
- インプラント・入れ歯・ブリッジの比較
- 骨の量に問題がある場合の対応(骨造成手術)
- インプラントにかかる費用
- セデーション(静脈内鎮静法)
- インプラント治療の流れ
- よくある質問
- インプラントの保証について
- インプラント治療を終えられた患者様へ
当院のインプラント治療特徴
細かい診断による安心安全なインプラント治療
最新のデジタルレントゲンで、患者様への負担を最小限にできます。
大学病院での豊富なインプラント経験と実績
10年にわたり、インプラントの手術に携わってきた経験がございます。
日本口腔インプラント学会専門医による治療
日本口腔インプラント学会専門医の院長が対応させて頂きます。
患者様ごとに合わせたインプラント治療の提案
安心して治療を受けて頂くために、患者様への説明と同意を徹底致します。
信頼できるインプラントメーカー・技工士と提携
熟練の歯科技工士と連携し、最高に美しい歯をご提供いたします
清潔な診療室の中でオペ用の完全個室を完備
無菌化された清潔な室内で、インプラント手術を行うことができます。
(公社)日本口腔インプラント学会専門医が在籍
当院の院長である岩田優行は「日本口腔インプラント学会専門医」です。
(公社)日本口腔インプラント学会認定の専門医は、日本の歯科医師10万人に対しわずか1000名程の取得が難しい資格です。
多くの実績や経験を積み重ね、学会での発表や海外学会での研修を行い続ける口腔インプラントの専門医が治療にあたることで、患者様により新しく、より精度の高い治療がご提供できると考えております。
インプラント専門医
社団法人日本口腔インプラント学会が認めた歯科医師に認定書を交付する資格認定制度のことです。
日本口腔インプラント学会専門医の資格は下記の様々な条件を満たす必要があります。
- 治療期間が短い
- 日本国歯科医師免許を有すること
- 5年以上継続して日本口腔インプラント学会員であること
- 研修施設に通算5年以上在籍していること
- 日本歯科医師会会員であること
- 専門医教育講座を3回以上受講していること
- 本学術大会または支部学術大会に8回以上参加していること
- 指定された研修を終了していること
- 指導医2名の推薦があること
- 定められたインプラント治療の経験があること
- ケースプレゼンテーション試験に合格していること
- 本学術大会または支部学術大会で2回以上発表していること
- インプラントに関する論文を発表していること
インプラント・入れ歯・ブリッジの比較
インプラントについて
違和感が少ないため、自分の歯に近い感覚でものを噛むことが可能です。
しかし、インプラント治療にはリスクやデメリットもあるため、確実な診査・診断を行うことが重要です。
インプラントのメリット
- 天然歯に近い感覚で噛むことができる
- 周りの歯に負担をかけない
- 見た目が良い
インプラントのデメリット
- 手術が必要
- 治療期間が長い
- 費用が高額
入れ歯との比較
部分入れ歯では、もともと残っている歯に金属のバネを掛けます。
健康な歯に負担がかかるうえに、審美的に見劣りし、装着時に違和感を覚える場合もあります。
その点、インプラントはもともと残っている歯に負担をかけることなく、審美的にも改善され、よく噛むことができるようになります。
入れ歯のメリット
- インプラント治療と比較して、治療期間が短い
- 取り外し式なので、清掃性がよい
- 歯を削る量が少ない
- 保険診療と自費診療を材料によって選べる
入れ歯のデメリット
- 取り外し式のわずらわしさ
- 金属のバネによる審美的問題
- バネがかかっている歯へ負担がかかる
- 口の中に違和感を覚えることがある
- 発音に違和感を覚えることがある
ブリッジとの比較
ブリッジ治療では失った歯の左右の健康な歯を削り土台とする必要があります。
しかし、インプラントは健康な歯を削ることもなく負担もかけずにすみます。
ブリッジのメリット
- インプラント治療と比較して、治療期間が短い
- 固定式である
- 保険診療と自費診療を材料によって選べる
ブリッジのデメリット
- 隣在歯を削る必要がある
- 隣在歯へ負担がかかる
- ダミーの歯の底面に汚れがたまりやすい
通常ではインプラント治療が困難な症例においても、できる限りの対応を心がけております。
各手術には適応がございますので、細かい診断の上、患者様それぞれに最も適したインプラントの手術方法を選択することで、安心安全なインプラント治療を行っております。
骨の量に問題がある場合の対応(骨造成手術)
骨の量が足りないという患者様でも、ご相談ください。
自家骨または骨補填剤(こつほてんざい)などを用いて以下のような骨を増やす処置(骨移植)を行うことで、インプラント手術が可能になる場合もございます。
各手術には適応がございますので、細かい診断のもと、患者様に合った手術方法を選択いたします。
骨のない症例に対してのアプローチ(1)GBR法
術前のイラストのように骨の厚さが不足していると、インプラントを埋入しても骨から露出してしまい、インプラントが安定しません。
そこで、歯槽骨が不足している部位に、粉砕した自家骨もしくは骨補填材を入れ、その上にメンブレンという人工膜で覆うことにより、歯肉などの柔らかい組織の混入を防ぎ、骨の再生を促進させます。
骨のない症例に対してのアプローチ(2)上顎洞底挙上術
歯が抜けてから長い年月が経っている場合や歯周病などにより骨が少なくなると、インプラントを埋めるために十分な高さがなくなってしまいます。
その場合、上顎洞を上に持ち上げ、自家骨または骨補填剤をいれることで骨を作りながら、インプラントを埋め込むために十分なスペースを確保します。
上顎洞の横からアプローチするサイナスリフトと、上顎洞の真下からアプローチするソケットリフトがあります。
骨のない症例に対してのアプローチ(3)スプリットクレスト法
インプラントの直径に対して骨の幅が狭いとインプラントを埋入することはできませんので、歯槽骨の骨の幅を拡大する必要があります。
1歯槽骨頂部を歯科用器具で2つに分割します。
2骨を広げていきます。
3こうしてできた孔にインプラントを埋入します。
インプラントと骨との間には骨補填材を満たし骨再生を促します。
インプラントにかかる費用
内容 | 費用 |
---|---|
相談料 | 無料 |
CT撮影+検査(血圧・血液検査) | 11,000円 |
診断料 検査結果に基づいて、正確な診断を行います。 治療計画、治療後、治療期間について詳しくご説明します。 |
5,500円 |
治療費は治療計画に基いて詳細な治療費を書面にて提示させていただきます。
※税込みとなります。
セデーション(静脈内鎮静法)
恐怖心や緊張を和らげ、うたた寝をしているような状態で手術を受けていただけるリラックス治療です。
静脈内鎮静法 (2時間) |
88,000円 |
---|
※税込みとなります。
インプラント治療の流れ
Step01 診査・診断・治療計画の立案
口腔内の状態と全身状態を診査いたします。CT撮影を行い骨量などを含め、骨の状態を精査いたします。
患者様の資料を集め、欠損した部分にインプラント治療を行うことが最適か、又は、他の治療法の方が最適かを丁寧にカウンセリングいたします。
Step02 インプラント治療の前処置
安全で確実なインプラント治療を行うために、虫歯や歯周病を治療するなどの必要な処置を行って参ります。
また、インプラントを適切に骨に埋め込めるように、自家骨、又は、骨補填剤(こつほてんざい)などを用いて骨を増やす処置、骨造成(こつぞうせい)を行うケースもあります。
Step03 インプラント一次手術
欠損部(歯を失った部位)にインプラントを埋め込む手術を行います。
Step04 治癒期間
一次手術後、インプラントが骨の中でしっかりと結合(オッセオインテグレーション)されるまでの治癒期間を設けます。
治癒期間は約3~6ヶ月程度で、インプラントを埋めた部位や骨の質などで個人差があります。
Step05 インプラント二次手術
顎の骨に一体化したインプラントの頭出しを行います。
※二次手術は行わない場合もございます。一次手術を行ったタイミングで、二次手術が必要がどうか判断いたします。
Step06 インプラントの上部構造の製作・装着
歯ぐきが健全な状態に治った後に型取りを行い、上部構造を製作します。
必要があれば、一時的に使用する仮歯を製作し、最終上部構造の形態を検討して参ります。
最終上部構造の材料の選択など詳しくご説明いたします。
Step07 インプラント治療後のメンテナンス
インプラントは、治療後のメンテナンスがとても重要です。
せっかく埋入したインプラントを口腔内に長く残していくためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
個人差はありますが、約1ヶ月~4ヶ月を目安にご来院ください。
インプラント治療について、よくある質問にお答え致します
インプラントの手術時間や、痛み・腫れについてはどうですか?
処置時間は約30分~120分です。
手術は麻酔をしてから行いますので、手術中の痛みを感じる事はありません。
ただし、麻酔がきれますと、傷口の痛みがまったくないわけではありません。
手術後 1~2日は腫れや痛みがでる場合がありますが、痛みや腫れはしだいに和らぎます。
治療期間はどのくらいですか?
一般的に、顎の骨に埋入したインプラントが周りの骨と結合するのに、6~24週間ほどかかります。
その後、人工の歯(歯冠部)を製作して装着する為の期間が、1~3週間ほど必要となります。
インプラント治療の間、歯がない部分はどうすればよいですか?
仮歯や仮の入れ歯を入れさせていただきます。
見た目にも食事をするにも問題はありませんのでご安心ください。
歯槽膿漏でもインプラント治療は受けられますか?
歯槽膿漏にかかっている方はお口の中の衛生状態が悪い場合が多く、
そのままではインプラントを入れる事ができません。
歯周治療を行い、正しい歯磨きを身につけ、歯槽膿漏を治した後にインプラントを行います。
糖尿病でもインプラント治療は受けられますか?
医師の指導のもとに十分にコントロールされていれば問題ありませんが、
状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。
詳しい病状をお伝えいただき、十分に診査いたします。
治療費はどのくらいかかりますか?
インプラント治療は自由(自費)診療ですので、診察を含め保険がききません。
使用するインプラントの種類や本数、装着する人工歯の種類や症例の難易度によっても
費用は異なってきますので、事前にご相談ください。
インプラントの保証について
保証期間について
- インプラント本体が、手術日より通常の日常生活の中で折れてしまった場合や抜けてしまった場合、5年間の無料保証
- 上部構造が装着日より通常の日常生活の中で破損した場合、5年間の無料保証(期間内に1装置、1回限り)
*但し「インプラント本体」の手術後半年以降の再手術費用¥50000+税は患者様負担となります。
保証の条件
- 当院にて装着のインプラント体および上部構造に限らせていただきます
- 患者様の正常な使用状態で破損が発生した場合のみ有効です
3~6カ月ごとの定期検診に必ずお見えいただいていること
保証の例外
- 診療時に全く予測できない変化が、口腔内におきた場合
- 歯科医師の指示した内容を守っていただけなかったことによるもの
- 耐用または使用基準を超えた使用
- 当院以外の歯科医院で行われた治療・改造・修理・分解
- 事故や天災など不可抗力による破損
- 機能上において、影響力のない感覚的現象
- 生理的な歯肉の退縮によるマージン部の不備
- 隣接する歯牙との色調の変化
- 製品の構成上、必然的に発生する現象
- 治療時健康であった周囲隣在歯の経時的変化に伴う再治療
インプラント治療を終えられた患者様へ
長い期間にわたる通院・治療、お疲れ様でした。
ご満足いただけましたでしょうか?
ご多忙のところ、貴重なお時間をさいていただきながらの通院は時間、費用、そして精神力にも大変なことであったと存じます。
また、私達の治療方針や治療技術に、ご信頼をいただき有り難うございます。心からの感謝を申し上げます。
当院での治療の成功とは長期にわたって、その状態を維持していただき、身も心も健康になっていただく事、と考えております。
これからも最善の努力をしていく所存でございます。今後ともよろしくお願い致します。
毎日のお口のお手入れ、定期健診、そしてお口の中のクリーニングが、とても大切となります。
これからも一緒に頑張って歯のケアーをしていきましょう。
何かご不明な点、ご質問、ご意見などお聞かせ願えれば幸いです。
おかしいな?と思ったら
揺れが出たらネジが緩んでいる可能性があります。
そのまま御使用になるとネジが折れてしまう可能性があります。 早めにご来院下さい。
歯(セラミック)が欠けたりネジが緩むことがありますが、根(インプラント本体)を守るしくみになっていますので心配ありません。
インプラント周囲に歯肉の腫れ、痛み、出血がある場合はそのままにせず、早めにご連絡ください。
特に問題がない方も年に1度のインプラントのクリーニングには必ずお越しください
ネジの緩み、破折等のチェック、歯肉の状態の確認及び全体のクリーニングをして、インプラントの上部構造を清掃いたします。
インプラントを長持ちさせる為に必要な定期健診です。
通常、1時間程度で終わる処置です。(インプラントの本数が多い方は数回に分けて行うこともあります。)