こんな癖・症状はありませんか?
下記のような日常の癖はお子様の歯並びを悪化させる可能性があります。
- 口が開きっぱなしになっている
- 姿勢が悪い
- 頬杖をついている
- 唇が乾燥している
- 指しゃぶりをやめられない
- 猫背
- うつぶせ寝が習慣づいている
- 舌を出している
- 爪を噛む癖がある
- よく鼻づまりが起きている
- よくいびきをかいている
MFT(お口周りの筋肉トレーニング)とは?
当院では、プレオルソやマイオブレースを使用したお口周りの筋肉トレーニング(MFT)を行っております。日常の悪癖の改善、歯並びが悪くなるのを予防することを目的としています。
お口周りの筋肉バランスを整えることで、正しい舌の位置にできたり、口を自然に閉じられるようになったりします。正しい歯並びや骨格の成長をサポートできるためおすすめです。
お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングで悪癖を解消しつつ歯並びを整えることで、本当の意味で健全な口元を手に入れることができます。
歯並びや、日頃のお子さまの癖で気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
プレオルソとは?
プレオルソとは、マウスピース型の矯正装置を装着し、顎のスペースを拡大する矯正治療です。上下一体型で歯全体を覆う構造をしており、出っ歯や受け口の改善を得意としています。
日中の1時間と就寝中に装着するだけのため、学校へ行きながらでも気軽に受けて頂けます。これにより、舌を正しい位置へ修正したり、お口周りの筋肉を鍛えて悪癖を改善したりする効果が期待できます。
プレオルソの特徴
6~10歳が対象
乳歯と永久歯が混在している6~10歳頃の骨が柔らかい時期に行うことで効果が期待できます。
お子さまへの負担が少ない
取り外し可能なマウスピース型の矯正装置のため、痛みや違和感がほとんどありません。
また、学校や外へ遊びに行くときに装着する必要がなく、気軽に受けていただけます。さらに、装置に食べかすが詰まってむし歯の原因になることもありません。
簡単に外すことが出来ます
簡単に取り外せるため、食事や歯磨きを普段どおりに行えます。
口呼吸を鼻呼吸へ促します
お口周りの筋肉を鍛えたり舌の位置を修正したりすることで、お口ぽかんの症状を改善し、鼻呼吸への切り替えを促します。
口呼吸を鼻呼吸にするメリット
人は、本来は鼻呼吸をしていますが、何らかの原因で口を閉じられなくなると口呼吸になります。
口呼吸は、唾液の分泌が低下することで口腔内の自浄機能が低下し、むし歯や歯周病のリスクを高めます。さらに、十分に酸素を取り込めなくなることで頭がまわらなくなったり身体機能に悪影響が及んだりする場合もあるのです。口呼吸を鼻呼吸に切り替えることで、これらの問題が解消される可能性があります。
マイオブレース
マイオブレースは、5~8歳頃に行うことで顎の成長を利用して歯並びを整えることができる矯正治療です。
マウスピース型の矯正装置を装着しつつ、頬と舌、唇の筋力トレーニングを行うことで、歯並びが悪くなる原因を根本から解消します。マウスピースの装着時間は日中の1~2時間のため、装置をつけたまま人前に出る必要がありません。
また、歯並びの改善に加え、嚥下機能の向上や姿勢改善、いびきやぜんそくの改善なども期待できます。
マイオブレースの特徴
メリット
- 抜歯が不要なことが多い
- 痛みがほとんどない
- 後戻りのリスクが低い
- 口呼吸から鼻呼吸への切り替えを促せる
- 装着時間が短くストレスが少ない
- 取り外し可能なため食事や歯磨きに支障をきたさない
デメリット
- 正しく使用しないと十分な効果を発揮できない
- 装着時間を守れないにお子さまには不向き
- ご家族の協力が必要
- 治療の効果に個人差がある
- 他の方法の併用が必要な場合がある