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「歯ぎしりがひどくて、顔もエラが張ってきた」30代男性・歯ぎしり・エラ ボツリヌス治療 症例


こんにちは、院長の岩田です。

今回は、歯ぎしりと顔のエラ張りを同時に改善したいとご来院された30代男性患者様の症例をご紹介します。


患者様のお悩み

「朝起きると顎が疲れていて、パートナーにも歯ぎしりがうるさいと言われて。あと、最近エラが張ってきた気がして気になっています」

歯ぎしり(ブラキシズム)は、寝ている間に無意識に行われるため、自分では気づきにくいのが特徴です。しかし長年続くと、歯が削れる・顎関節に負担がかかる・咬筋が発達してエラが張るといった影響が出てきます。

この患者様の場合も、咬筋(噛むときに使う筋肉)が過剰に発達しており、顔の輪郭にも影響が出ている状態でした。


治療:咬筋へのボツリヌス注射(エラボトックス)

今回はボツリヌス注射をご提案しました。

ボツリヌスとは?

ボツリヌス(ボツリヌストキシン)は、筋肉の動きを一時的に抑制する薬剤です。美容分野ではシワ治療で広く知られていますが、歯科では咬筋への注射により歯ぎしりの抑制・エラ張りの改善に活用されています。

注射自体は数分で終わり、ダウンタイムもほとんどありません。効果は3〜6ヶ月程度持続し、定期的に施術することで長期的な改善が期待できます。


注意事項

ボツリヌス治療を受ける前に、必ず知っておいていただきたいことをお伝えします。

  • 効果の持続期間には個人差があります。 代謝が早い方は効果が短くなる場合があります。
  • 妊娠中・授乳中の方は施術できません。
  • 神経筋疾患をお持ちの方は事前にご相談ください。
  • 施術後、激しい運動・飲酒・サウナは当日控えてください。 注射部位を揉んだり強く触れたりしないようにしてください。
  • 効果が出るまで約1〜2週間かかります。

ツノ現象について – 施術後に知っておきたい症状 –

ボツリヌス施術後、一部の方に見られる症状として 「咬筋のツノ」 があります。

施術後に咬筋の一部だけが盛り上がり、エラの上あたりがポコっと出てきたように見える状態です。「治療したのになんで?」と驚かれる方も多いのですが、これは副作用ではなく、一時的な現象です。

なぜ起きるのか

咬筋は上部・下部に分かれており、ボトックスが効いた部分(主に下部)は萎縮しますが、効きが弱い上部だけが残って相対的に目立つことがあります。いわば 「筋肉の段差」 が一時的に生じている状態です。

どうすればいい?

多くの場合、時間とともに自然に目立たなくなります。気になる場合は追加注射で調整することも可能ですので、施術後に違和感があればお気軽にご相談ください。

事前にお伝えしておくことで、「これって大丈夫?」という不安をなくしたい——それが私の考えです。


治療を終えて

1ヶ月後の経過確認では、「朝の顎の疲れがほとんどなくなった。顔もスッキリしてきた気がする」とおっしゃっていただきました。

歯ぎしりは歯や顎だけでなく、顔の輪郭や睡眠の質にも影響します。 気になる方はぜひ一度ご相談ください。


院長 岩田 優行


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※ 掲載している症例は患者様の同意を得た上で掲載しています。治療結果には個人差があります。

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